「ポーの一族 プレミアムエデション」上下巻
『ポーの一族 プレミアムエディション』 (上巻) (コミックス単行本)
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/02/26
- メディア: 単行本
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『ポーの一族 プレミアムエディション』 (下巻) (コミックス単行本)
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/02/26
- メディア: 単行本
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「ポーの一族」プレミアム買ってしまいました。
表紙が好きなイラストなので嬉しい。
メリーベル可愛い表紙を見たら買わずにはいられない。昔の作品集の表紙でもあるのですが、やはり大きく印刷してあると嬉しい。メリーベル可愛い。(2回言う)このにごったような色彩好きであります。
ポーといえば。。。 私は主に大昔に買ったフラワーコミックス(以下FCと略する)で読み返しています。すごく古いので変色してるし、破れている部分にセロテープw。ダメ、セロテープ。さらに~エドの年齢とかのマイメモ書きがあるw(しかしカバーは外していたので、それだけはまだキレイな方) その為、復刻した五巻セットを買い直したが、勿体無いので飾っているw
2007年ごろに出たパーフェクトセレクション(以下パーセレと略する)は、後から中古ですが、FCにない扉絵やカラーページや改訂部分を確認した後は、やっぱり本棚の飾り☆
因みに赤い作品集は単行本化してないものを購入しただけなので、ポーは見送ったまま。(後日揃えるつもりが廃判)叢書は、中身一緒だと思ったので買ってない。(ハードカバー手に持って読みやすいのでこれはこれでいいなと思ったが)←コレクター精神の無い。
そんなわけなので、今回出たプレミアムエデションB5判サイズは大きくて!すごくいい。大きなサイズで読む新鮮さよ! 予告の出た時は豪華な本であったので、少しためらいもあったが、今ではほんとうに買ってよかったと思います。
パーセレといろいろ比べてみますと、大判という以外に、カラーもプレミアムの方がきれいで良いと思います。2色も赤みがはっきり出ていて感動します。少々薄くてもいいかなと思った部分もありますが、まあ、それは個人的な感想。
あと、「ペニーレイン」「エヴァンズの遺書」後編のイラストは原画からだそうですので、線や色合いがくっきりしてて、これは明らかに違います!ていうか、誰かの所蔵だったのか?(汗) おまけのカット集もあまり見かけないのもありました。できれば、雑誌のコピーで、文字付きでもいいので、全部羅列してほしかった。。。当時を味わいたい懐古趣味人間向け的に。
モノクロはなんといってもB5判ですと、細かい線がはっきり見えるということですよ! FC(‘16年版は確認してない)では細い線が消えてたり、つぶれてたりしてたのですが、プレミアム版はっきり見えます!
「エディス」のベレー帽持つエドガーの瞳がつぶれてない!(下巻384p)
特に感動なのが「ピカデリー7時」の表紙のエドガーの上睫毛ばさばさがきれいに見える!萩尾先生のエド愛を感じます!(*^^*)
「一週間」の表紙のアランの睫毛もホワイトばさばさなのですね。
また、FCですと小さな画面の端や背景などはついつい見落としがちですが、大きな画面ですと、丁寧に描いてあるのに気が付き、改めて感動してしまいます。 またまた「エディス」ですが、小さい画面でも思いましたが、オービンさんがエドガーに弓矢で襲われるところ、「出てってよ」と泣くエディスの後ろでふわーと無表情のエドガーがいるの、じわじわ怖くいな~ですよ。(下巻377p)
そして「エディス」のアランも、顔は丸みはあるけど柔らかい細い線のせいでしょうか、始終ふわふわしてて、生きている人間じゃないなー思うことも。
そういえば「ピカデリー」のアランって、いや、FC読んでいる時から思っていましたが、描いていた時が同じせいでしょうけど、こうして大判で見ているとますます、フロルを思い出す。フロルもフロルだが、アランの、なに、この可愛い生き物?って感じだよ。
というわけで、ちょっと重いけど、ポー愛を噛み締め読んでます(^^)
勢いで「11人いる!」も買いたいです。
そして、小学館が調子に乗って「トーマ」など他の作品もぼちぼち出してくださることを願ってます。