MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

ココハナ11 月号 王妃マルゴ 第36章

 

今月はカトリーヌ母后の訃報、そして遂に国王の最期の様です。
前回ギーズが亡くなった時はマルゴ大荒れでしたのに、今回は静かです。実の母の死を普通に悲しめないマルゴ。
権力を持つ母の愛情を一身に受けた国王アンリは歪んだ愛情しか示せない。子供の時もマルゴの仔猫を豚小屋に捨てたよね。あの頃は可愛い顔してるから、信じられなかったけど、あの時から変わっていないんだ。
もういい大人だから可哀想とは思わないけど、マルゴは立場上受け身で、自分に絡まった棘が抜けないで心から幸せになれない。それは気の毒。
ギーズの妹と並んでにゃ〜って訴えていたいよね。いや、ギーズの妹の演説のポーズがにゃんこの呪いのポーズに見えたのでw

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ココハナ11月号より

☆☆☆萩尾先生ごめんなさい(^^;お詫びの着色✨

それよりココハナAmazon張り付けできません!なぜ?

ナヴァルのアンリは、カトリーヌの死に乗じて宣戦布告かと思いきや国王と同盟を結ぶ事に。
本心のみえないナヴァルですが、何も考えてないと言うより、何か策があるのかなー?鳴かぬのなら鳴くまで待とうタイプ?
草取りをするジャックを、耳の大きな小僧とひと言ですが、以前王がジャックに会いに行ったのを知っているし、すべてお見通しかもかも?
それとはカンケー無いけど、シャルルがいつも「ぼくだよ、シャルルだよ、アングレーム公だよ」って、名乗るの可愛いい♡同名多いから萩尾先生の気遣いだと思うのですが、良い子なので、ほのぼのします。ジャックは分かってますよwって思っちゃう。

けれど、佳境ですよね。事がおきる時は立て続けて起こるかのように、でもそれは静かにマルゴの予想もしない方向で。
ギーズの死は劇場的な派手さがありましたが、今回の王の暗殺はあっさりしていて、事の大きさとのギャップがあって、萩尾先生の表現の手練れの技に惚れます。
ああ!ジャックはどうなるのでしょうか?
前から狙ってた?手紙を託されたというのは誰かの手引きで?
私怨もあるかもですが、少し謎を感じますね。
どうにかマルゴ共に平穏な幸せを願わずにはいられません(>人<;)