MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

「残酷な神が支配する」6

6巻です。ちまちま感想をアップ。
一気読みしたものの、再読中なので感想も滞りがち☆になりそうなので。

ボストンへ帰ったジェルミはすっかり堕落した生活になってしまっていて、私としては面食らってしまうのですが、そういうものなのか。
親切な里親の優しさを試してしまうの?いい子だった自分をもう取り戻せないの?例えば、「トーマの心臓」のユーリは優等生である殻をかぶって自分を保っていたが…あれも手強い。あれは優等生故なのか…?心理分析とか素人なのでよく分からんです。
売春や薬も、悪いことなんかしてない、誰も裏切ってない、ビジネスだとクールに言い切っているけど、かなり精神を病んでて辛い。
「裏切り」というフレーズが散りばめられているのですが、クラブ?で「カルメン」?を演じてて、すごく印象的で効果的だった。(?マークが多いのは、よく分からんので、適当だからだよ。違ってたら指摘してね)
とりあえず、夢で母に呼ばれたせいかロンドンへ帰ることになるジェルミですが、そういう「夢」の扱い方も変わってきたよね。後で出てくるマージョリーを助けてしまうあたりとか。ちょっと、正夢ぽい、現実とリンクしてきたりする感じ。不思議。
そんで、イアンとジェルミの関係がそうなる事は分かってたけど、未だ癒されないジレンマ。そしてイアンには彼女がいるし、また彼女の家族の不安要素がなんともだ。
マットがいい子に育っているのと、オクタビアンが私の救いにゃ〜ん♪
ところで、当時、1993年っていうと、まだ携帯ないんだね。普通の電話機が可愛い。
テレビもブラウン管、PCもまだマニアぐらいしか持ってない感じ?
改めて昔なんだ〜と。
服も時々イタイ。時代のせいですね。でも、大人が多いので、金持ちだし、イタい服装が少ないから気にならない方だな。
そうだ、ナディア姉妹の服が可愛いんだけど。ピンクハウスとか流行ってた頃?少女趣味が刺激される〜かわいい〜(^▽^)