MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

flowers5月号「ポーの一族 ユニコーンvol.3 バリー・ツイストが逃げた」


待ちに待ったポーの再開ですよ!!

表紙を見れば今回も派手派手なエドさん、アランさん!!で、なんだか楽しそうです。

中も同じ衣装で、予告は並んで歩いているので、舞台からはけていく二人みたいですね(^^)

さてさて内容は、えっ?アイツ?いきなりアイツです。

なんとクロエまで再登場します。ふたりがなぜ?と思いましたが、ふたりはポーなので、顔見知りなのですね。しかも名前は秘密で、呼んではいけないヒトかね?なのかと思いきや、あっさり「バリー」という名前らしい。いや、それも偽名かもしれないけど。

ともかく、久しぶりのエドガーとアランの元気な姿が嬉しい!

しかし、1975年が舞台なのだから当然だが、「エディス」の物語に繋がる展開なので、息が止まりそう。しかも、突然始まるポーの村の過去!

ポーの村の謎は明かされるのかと思ったけど、別の謎が出てきて、萩尾先生は、どこまで考えているのだ?これはそのうち解決されるのかーーー?と、唸ってしまいます。

これ、終わってみないと、いや、終わって欲しくないけど、でも、終わらないと全容が見えないかもしれません(汗

老ハンナは本当にブリトン人なの?バリーの兄は今もポーの村に?バリーの言う秘密の地下とは?大老ポーとフォンスとはどういう知り合いなのだろう?なぜ、フォンスだけ生かして(生きているの?)地下に閉じ込めたの?大老ポーの権限は彼と同等かそれ以上ってことだよね?しかしバリーの兄に対する執着はなんだろうね?ブラコンでいいの?

というわけで、次々謎がでてくるので、タイトル一瞬、ユニコーンじゃなくてスフィンクスじゃないの?とか思っちゃった。たーこいずぶるーからーすふぃんくすのめー♪ ※懐かしいモー様のレコード曲 (*´∀`)

でも、過去の話になるとファンタジー味あって、いいですね。美形、必要ですよね。でも若い子いないなー思ったけど、エドガーのような子供が珍しい設定だから仕方ないよね。

 

さてさて、アランを見ていると、穏やかで可愛い感じ全開で、悲しい話はキライなんていう乙女か!?

ちょっとふらついて、所構わずうとうと寝てしまうの心配なんだけど、エドガーさーん、こんな子を1時間も放っていちゃダメー!!

なんだかもう心配な子。とても繊細さんですよね。

・・・この頃のアランは、どういう状況なんだっけ?もしかしてもしかして、エディスの姉のシャーロッテが亡くなったのを引きずっている頃なのだろうか?

「ランプトンは語る」は1965年

「エディス」は1976年

今回の話は1975年~

そういえば「エディス」って読んだ当時から、エディスと付き合って幸せを願ったり、不幸が迫っている彼女を仲間にする事でシャーロッテへの贖罪をしようという考えが、私にはよくわかりませんでした。

アランよ、エドガーが火をつけたにせよ、彼女が絵を守らなければ助かったはず。だからあれは事故だから。早く忘れて、気を病むことはないよと思いながら読んでしまうのです。まあ、そういう優しい繊細な一面がアランの可愛い所なんですが。

まだまだわたしにはアランのことを理解できてないな・・・。

なんて、またいろいろ、本当にいろいろ考えてて、ふと、あ、そうかと、イマゴロ腑に落ちました・・・(すみません、ほんとに能天気なので今頃気がつきました(-_-;)

エディスはエドガーに似ているから、アランは好きなんだと思い、私はそっちの方に捕らわれていましたが、よくよく考えれば、見ての通りシャーロッテはメリーベルによく似ている!

アランはエディスを見て、エドガーを、メリーベルを意識せざるえないのよね!

リーベルに似ているという事は、最初の婚約者のロゼッティにも、面影なり似ているのに、アランは二人目も三人目も近くに居ながら助けられなかった・・・・

助けられるというのは無理があるなら、失ったというべきか?

「ランプトン・・・」で、アランは自分も危険な火事の現場に彼女の救出に向かったの訳を、ほんとに、今になってよ~く分ったです。

助けれず、あの悲しい表情に、エドの肩に泣くアランを心優しい少年と、当時はときめいたものですが、深く考えが及びませんでした・・・

いうなれば、エディスは四人目の救うべき少女として、彼の前にいたわけですね。

おおもとのロゼッティが生きていたら、自分は幸せだったのに・・・それはアランの永遠の願いなのかもしれないね。

エディスに「きみは幸せ?」と尋ねてたあたり・・・自分への問いかけのよう----ああ、アランって、可哀想な子だなぁ(。><)。。

なんか切ない。

話は変わるが、その「エディス」で、エドガーはエディスを助ける余裕は無かったんだね・・・

私は前の「ユニコーンvol.1」の感想で、エドガーはアラン(炭?)を助けてから、エディスを助けに行ったかと思ってたのですが、実はそんな余裕もなく、バリー(あの場面にいたのか!!!)の目の前で消えたんだね。目を通り抜けた??というべきか?

あのシーン。すこし言葉になりませんが、あのシーンの自分の髪もチリチリ燃える感じ、絶望に近い感じが、今は希望に変わる感じがします。

とりま、ポーの村の秘密も徐々に明かされ、バリーの目的や力も明かされるかな?そしてアラン復活?ああ、早くも次回が次回が楽しみです。でも、時間が経って終わりが来るのが勿体無いとかいう勿体無い病がもくもくでてきて、このまま永遠に続いててもいいのよ?でも、謎は解いてって。でも終わって欲しくない。ぐるぐる。あ、そうだ、「11人いる!」みたいに最後は「スペース・ストリート」エンドでええじゃん?

次回、「ポー・ストリート」連載決定!!!!!w(>▽<)w←ぐぅ。。。おバカ