MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

新装版 斎王夢語

新装版 斎王夢語

新装版 斎王夢語

普段脚本を読むことが無いので戸惑いましたが、萩尾先生らしい言葉選びに先生の漫画を頭に浮かべながら読みました。
数代に渡る斎王の物語なのも、SFが好きな先生らしい時間軸の展開のようだとか思いながら…

斎王とはアマテラスに仕え俗世を離れ、悠々と暮らしていたのかしらと思ってましたが、それぞれそうはゆかない人の世よ(´・_・`)
時に淡い恋だったり、権力の争いに巻き込まれる身内を心配したり、あるいは自分自身も巻き込まれたり…
決して表舞台に出ることは無い立場だから故の辛さを思いました。

そしてアマテラスというと美しい女性を思うのであるが、この作品では男神的に描かれ、斎王に恋人のような母親のような眼差しを持ち、時に荒々しく、やんちゃな青年のようで面白いな〜思ったのですが、最後の付録のイメージイラストだともっと奥深い存在のようで謎も残りました。


ちょっと歴史も勉強してない上に歴史漫画も適当に読んでいたので記憶混乱しているので、これを機に勉強しなくてはと思いました(^_^;)?