MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

「モザイク・ラセン」

「モザイク・ラセン」1、2話?はリアルタイムでプリンセスに載っていたのを読んだのですが、3話以降を買ってなくって、その後単行本を見つける事が出来ず(豪華本が出てたらしい。といいましょうか秋田の方の棚を見なかったからかもしれん)どんな話だったのかさっぱり先が読めず分らないままであった。んんんが、このたび本をゲット!!ラストまで読みました。
お、面白かった…

ど、どうして、あの頃プリンセスを買わなかったの?
ごめんなさい、あの頃の私を許してほしい。
といいますものの、言い訳ですか?言い訳します。集英社小学館で育ち、または白泉社コースで生きた来た私(後に知りますが一ツ橋グループなのね)、秋田系にいまひとつ馴染みが無いので、急にプリンセス買ってもアウェイ状態で、知っている作家さんいないとね、ま、単行本待ちするかってなってしまった。
そして、「モザイク・ラセン」自体が先のわからない謎だらけで、不気味な緑色人間って何〜〜?的場さん〜?(←そんなネタ知ってる人がどのくらいいるのか謎だ)って感じですので、あんまり乗り気がしなかったの。かっこよさげなラドリやちょっと素敵そうな狼男さんとか、気になったけど。

これ、ファンタジーだよね。そういう感じがイマイチ1話にはなくて・・・
な・ぜ・最初っから、王子やスピカをどんどん出してくださらないのか??緑色人間のカラーはいいから!先生!
あの世界をチラ見させてくれてたら、ちょっとは私の購読意欲も変わってたのに〜〜と、1千年経って(違います)今頃思いました。

ダダ王子は、アンニュィな登場と見せて、軽い感じがいいね。白黒の髪はブ○ックジャック氏かと…オモタ。アキタ書店に敬意を表しての?それは関係ないですか?w
今見るとラドリはバルバラのタカを彷彿しますね。囚われの王子さま、可愛いですよ。
スピカはフロルを彷彿。クァワイイじゃないですか。服とか「ユニコーンの夢」的で、イイ。
双生児(カワイソウ)とか音楽師とか、水没エンドとか既視感、でも同作家の集大成みたいでいい。ア、発表順が後先だったw 後の枝葉の根元的な?
そんでもってやっぱ、どうしてこんな世界をさらりと描いてしまうのがすごいな〜と感心してしまうんです。毎度のことながら、そしてさっさと解決して幕引きも鮮やかなので、あ〜カーテンコールさせてください〜と思ってしまうよ。
そうそう、現実の方で待っていた狼男さんフォリンの活躍はもっと見たいのですよ。ターバンさんもなんだか気になるし、チームで活躍してたりするの?ああ、もっと見たいですの。

モザイク・ラセン (秋田文庫)

モザイク・ラセン (秋田文庫)