MISSI'S BLOG

のんびりやってます。

YOU10月号「王妃マルゴ」第26章

YOU(ユー) 2017年 10 月号 [雑誌]

YOU(ユー) 2017年 10 月号 [雑誌]

前号の感想で何が起こるの?どんなめにあうの?っておびえておりましたが(え?愉しんでたようにみえまして?www)、そういう展開ではありませんでしたw
今月号はすごく女の身として、それぞれの女の立場が描かれており、身につまされる感じになるお話しでした。
我が子を亡くしたと思っているマルゴ、流産して義母から強く窘められびくびくしているルイーズ、去っていく前王の妻に、戻ってきた愛人。(この3人似ているけど、こうしてすれ違うから見間違わないのは感心だ)
そして、愛する妹の敵をとろうとする姉たちも、すごいね。当時はこういう暗殺もよくあったのだろうね。
うーん、もうね、いろいろ濃いくて濃いくて!
これ35ページくらいなんですけど、こんな濃いのを35ページでまとめられるのは萩尾先生くらいではないかしらんらんら?と私の頭もクルクルまわってしまうのです。
女だけではないですよ!男たちも、いろいろですよ!更にちょっと待って!マルゴの子供が登場しましたよ!カワイイよ。勘違いして、兄のことを父と思っていそうで、マルゴからしたら怒髪天じゃね?
なんていう運命かしらね。
運命といえば、デュ・ガストもお気の毒ったらお気の毒…
アンリはもう、ダメですね。やること無茶苦茶でございます。お母さんにはもう止められないし。
そうそう、改めて単行本の1巻を見直したのですが、ノストラダムスが予言してた映像では、アンリは口髭だけでしたが、現在は顎髭じゃないですか?口髭だけのアンリは今後見られるのかな???(ちょっと素朴な疑問)
もうひとりのアンリはクールに静観してますが、ナヴァルのアンリは心広そうで、おおらかなのですが、マルゴの心は読めないし、癒せないという、皮肉。
うまく噛み合わないまま、いろいろと交差していくのが物語りではなくて、リアルだな〜とか思いました。。。

YOU9月号「王妃マルゴ」25章

YOU(ユー) 2017年 09 月号 [雑誌]

YOU(ユー) 2017年 09 月号 [雑誌]

次の号が15日に発売なのですが、今頃感想!です!!
とうか「王妃マルゴ」の単行本1〜5巻の感想さえまだですのに、なぜか25章から始めてしまう行き当たりばったりなワタクシ。
(え〜だって、YOUの表紙が素敵じゃない?アップしたいじゃない?それに、今月面白かったのですもの…!!)

とうとうシャルルお兄ちゃん(結構好きでした。モデルもあの方ですし…)お亡くなりになり、アンリ兄ちゃんが帰ってきました!
(どうでもいいけど、私の感想文に高尚さを期待してはいけません。今更な忠告)
アンリ兄、身近にいてほしくないタイプの人ですが、天使の顔した悪党とか物語の登場人物としては楽しく、シャルル兄やナヴァルのアンリとは別の意味で、好きです。
自分中心身勝手なヒトです。ポーランドの王女はお気の毒ですが、お嬢さん育ちで、人を見抜く目が無かったということで。まあ、マルゴもマリーもこの人に関わって迷惑こうむってきたからね。つかの間だけ恋愛気分に浸れたし、お宝泥棒されただけでよかったと思いましょう???
一方、マリーは気の毒だけど、この人がうっかり気がなびいたら、なびかなくっても無理やり花嫁にされたら可哀想だし、どうしようと思っていたので、悪いけど清廉な人のままでいられて安心しました。旦那カワイそう…

そして、登場した時からアンリにマリーに間違われて、嫌な予感が的中の、運悪く玉の輿で花嫁になってしまったルイーズさん。
「玉の輿」がこれほど運が悪いという、なんて運の悪さ。それも嫌な女だったら、まあいいかと思うけど、親の縁が薄く婚期が遅れてて…なんて女としても同情してしまうじゃないですか。
という感想とは別に、こういう美女がどんなめにあうの?かという期待させてしまうのよ!怖いよ。怖い私!!!(そんなわけで妙にテンション上がってる)
さらに結婚式に蝙蝠って?
ああでも、結婚式の衣装って、昔見た西洋絵画や童話の挿絵の世界まんまで子供のころは夢のような世界と思ってたけど、こうして漫画で読むと、この世界を体感してる気がして溜息でますわ。。。
おっと、話が飛びました。戻りましょう。

今までは血なまぐさい事が起こりそうな時に鴉が象徴的に登場してたけど、蝙蝠って?な、なにが起こるの〜〜〜!?うわぁあああ〜〜!!
と云う訳で、ではまた次号ね。

今日の虹

久しぶりにきれいな虹見たので(@゜▽゜@)

今日はいい天気だったのですが、昼過ぎから空がゴロゴロ鳴り出して、どしゃ降りになったと思ったら、晴れてて仕事帰りは日傘を差して帰ったのですが、汽車を降りたら降ってた。空は明るい。
真上から西は晴れているから、狐の嫁入りっぽい。

微かに複虹になっているのですが、はっきり見えないです。

「ピアリス」

ピアリス

ピアリス

まあ、なんとフラワーズの連載が終ったら、糸が切れたようにのんびりしすぎて、いや、私も色々お仕事忙しくなるタイミングだったし、その上、暑くなって、とんでもなく暑くなって、(36度の日もありました…)頭がぼんやりしたり身体が暑さに付いていけなくて、仕事場とかは冷房が効いててよいのですが、温度の切り替えに時間かかるし(歳といわれたら否定できない)などなどで、ブログ、ひさしぶりだな。
7月中に萩尾先生の単行本出たのに、7月中に書かないからまた8月に新刊出たし「YOU」のマルゴも再開してるし、もう乗り遅れまくりです。いや、「マルゴ」またまたすごいおもしろい展開なのに。でも感想書くにも頭がもう回らないかもしれない。
9月には神戸で展示会が始まるので、ぜひ行きたいのですし!!!
あらはらあれ「ピアリス」の感想書く前になにこの長い前置き。

「ピアリス」は昔雑誌に別名義で書いていたSF小説の作品だそうで、単行本未収録ということと、その別名義の「木下司」氏は自分であると公表したことで注目が集まったのですが、確かに確かに「SFアートワークス」のイラストの解説で能力者の双子の子供ということで、萩尾先生の好きな設定だからお仕事されたのかしらとか思って、いつか読みたいと思っていたところだったのですよ。
その小説を今回初めて読んで、イラストがあるのでイメージしやすいせいかもしれませんが、萩尾先生のSF世界観を感じる作品で、未完ながらとても満足しました。
まずユーロが在籍してた寄宿校の設定も興味深い。教師も生徒も一緒になって働いている。そして、そこで出来た友達との話が優しくて泣けてしまう。
口絵の拘束されたユーロのカラーイラストが美しくてついつい眺めてしまうんだけど、状況がどうもヤバイよね〜と薄々感じるんだけど、本当にやっぱ、辛かった。残神な萩尾先生だった(^^;
これまた泣けるんだけど、きっといつかピアリスが助けてくれると勝手に期待。
ユーロは、キャラの系統としては「マージナル」のキラっぽいのだけど、ストレートの金髪?髪美少年タイプ!!! 好きvvv
もっとイラスト拝みたかったです。
ピアリスは、普通の女の子のようだけど、過去視の力が結構すごいな、やるな。未来を視るよりも、過去を視る方が地に着いているからでしょうか、あるいは女ならではでしょうか?彼女のいる世界も苦しそうなのに、彼女の方に生命力のたくましさを感じてしまうの。いいこだよね〜。
義母との会話とかも好きです。
未完ということなので、期待はしてなかったのですが、いやいや、甘いね私。とても面白かったです。いろいろ深いです。
ふたりのいた国であった戦争のこととか、何か謀略臭いし、これからふたりが巻き込まれそうなこととか、ふたりが再会したらどうなるのだろうかとか、自分の想像力ではとうてい及ばないけれど、面白くなりそうで、とてもとても続きが楽しみです。
萩尾先生がいつか続きを書かれる日まで、待ってます!!!
漫画化でも最高に可!!!

フラワーズ7月号「ポーの一族・春の夢 」6

遂に最終話、7月号です。
やっぱりエドガーが「目」を抜けてブランカを助けたのですが、まさかのブランカ塔から落ちて、死んでしまうバットパターンと思ったら、仲間にしてしまおうなんて驚きの超展開の最終回でしたわよ。
『正体を知って驚いたブランカは恐怖でエドガーから逃げるが、やっぱりエドガーが好き!仲間になりたい!と追いかけてきたら彼らは家を出た後でした』っていうのが、私のありきたりな予測だったのに(笑
はいはい、ありきたり予測ですね。
しかもぉう、ポーではなくファルカさんの嫁さんの方なのぅ。ホント、超展開驚きますた。
ブランカは本意では無いので、これからどうなるのか不安ですが、とりあえずとりあえず…。ただ、以前より美しさは増した。
ダンおじさんのことも気になるし、クロエももう去ったかな〜と考えていたのに、大復活してるしね。
どうするの、これ。でも萩尾先生はちゃんと納めてくれるんだね。うわ〜来春が楽しみすぎてぐるぐる転げるよ。
今回もいろいろ含みつつ、切ない余韻を残しつつ収まるところに収まってエンドですからね。
エドガーが自分にとってアランは無くてはならない存在なのだということも吐露してくださるし。(このへんのエドさん、麗しや)
アランはエドガーを試しているわけでもないと思いたいが、いや、試しているのかもしれないが、それでもエドガーがポーの村のことを余り語らなくても受けいれてくれるのは、彼のいいところじゃないかな?しつこく聞きまわさない、エドガーと自分の領域は守っている感じ。長いあいだ一緒にいても飽きない理由がここにある気がします。
アランは今回もいろいろ可愛いが、旅立ちの時の服がまた可愛いかった。困ったわねw色塗りたい。先生、色教えて。
そうそう、メリーベルも可愛かった!エドガーと二人並んで描いてあってよかった。美しい兄妹にゃ〜ん(♯>▽<♯)
次はフランスが舞台かな〜。楽しみです!!
またまた先が読めないっ。どうなるんだろ!
番外じゃないんだ!40年経って、新たな「ポー」シリーズがリアルタイムで楽しめるなんて、なんて幸せな私!なんて幸せなファンたち!
がんばって、生きねばですわね、ほんと。

さてさてここに来て、いろいろ動きがあったのでメモメモ!!
2017/7/10発売
「ポーの一族 ~春の夢~ 」(フラワーコミックス〔スペシャル〕) コミックス

2017/7/13発売
ピアリス
単行本:256ページ
出版社:河出書房新社
ISBN-10: 4309025951
ISBN-13: 978-4309025957

萩尾望都が90年代に「SF作家・木下司」の名前で執筆・発表した
幻のSF小説『ピアリス』を初単行本化!…だそうです。
アートワークスの説明文読んでて、双子とかなにやら萩尾先生の好きそうな設定だな思ったんだが、そうなのか!楽しみ。
YOUの王妃マルゴも再開されますよね?これも気にしてたので楽しみ!

そして「ポーの一族」が宝塚で上演される!!
12月チケット販売
1月に上演

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2018/ponoichizoku/index.html
ちょっと混乱してますが、もしもチケット取れそうなら行きたいですね。

なんてやっている間に来春また3月号?「ポー」新シリーズ再開!!ですよ。
ぼんやりしておられませんね。貯金もしなきゃですな。

フラワーズ6月号「ポーの一族・春の夢 」5

気がついたら「春」は過ぎて初夏だよなぁ。
ブランカの「春の夢」はどうなるのかしら…
今回はヤバイ。誰か〜〜助けてあげて〜〜と、いう所で「続く」ですよ。
いろいろなパターンを想像しましたが、やっぱ救助はエドガーかな?
最終ページの柱のあおりが「エドガーは!?」だったので、ブランカの心配してあげて!って思わず突っ込んでしまったが。
でも、これまで萩尾先生のヒロイン及び美少年さんのピンチって、たいてい助けてもらえてないこと多いな。。。と、気がついてへこんでます。メッシュもキラもジェルミ…ウウウ、涙が出そうになってきた。
それにしても可哀想なブランカの心象風景がとてもきれいで、萩尾先生の描き方、表現が上手過ぎて、魅了されてしまった。
ああああ、やっぱ萩尾先生の漫画がいいです。って唐突に叫ぶ、わし。

そして今回もアラン。
パジャマもいいが、やはり長衣寝巻きがいいよね。またエドに「悪いことしてる」って言って拗ねてる感じが可愛いね。もう少しエドガーに構って欲しいんだろうね。または頼って欲しい?
アランは性格悪い感じが全開ですね。「小鳥の巣」以前なんだな〜ってしみじみ思います。
自分がいつまでたっても足手まといでメリーベルの代わりで、愛されてないと思っているのでしょう。でも、エドガーはアランが拗ねていようと口が悪くても自分を頼ってくれてることが生きがいなのでしょう。傍にいてくれるだけでいいのでしょう。
ところで、エドエドで濡れ髪よいな。ちょっとオスカー。
クロエにやられてから、まだ調子戻ってないみたいで疲れてるのね。可哀想。
雨に濡れたままよく乾かしてないけどいいのかな?シャワー浴びなくても元気になれば気合?でキレイになってしまうんでしょうか?
個人的にタオルで拭いてあげたいですた(ぶぶぶ)
と、なんだか萌な感想でおわりますね(ぶぶぶ)