萩尾先生の漫画の出会いについてっと
ところで、ポーの新作が出たことですし、私も私のポーを語りたいっす!!!
とか思いますが、いろんな事がぐるぐる廻ってて、頭がまとまりません!!!
なので当初の投稿を編集し直して、出会い編から書き直します。
出会いというか、そもそも姉が普通に漫画好きで当時の別冊と週刊の少女コミック、りぼん、週刊マーガレット買ってたのです。買い過ぎですね。ま、70年代、ベルばらとか少女漫画華やかし頃だし、アイドル雑誌とかも買ってたし、そういうのが話題の中心だった時代だったと思う。そして(姉は)高校上がる頃には、一部除いて漫画はさっさと卒業していく感じ。なんか歳バレw
だから身近に漫画はあふれていたのですが、実は萩尾先生の漫画は読んでなかったのです。まだまだ子供でオバカな私には難しかったのかな〜(-_-;)
でも、ある日、近所の友達の家で「ポーの一族」の2巻を見つけ、なんとなく読み始めたら面白くてはまってしまったのだ!
2巻はそう、「メリーベルと銀のばら」、メリーベルがめちゃ可愛い!ドレスが素敵!そしてエドガーもこどもこどもで可愛い!オズワルトは素敵だし!ユーシスは美しいし!幻想的でロマンチックな世界観!
しかし〜1巻は無い…それは友達の姉の所有物?借物?だったようです。
そんな訳で家に帰ってから姉の本棚の少女コミックのバックナンバー捜し始め、更に車庫にまとめてた古本を回収。かろうじて残ってた萩尾作品を読み始めました。因みに田舎なので近くに本屋が無いので単行本買えなかった。
そして当時、幸運にも萩尾先生の過去の作品の多くが再録されておりました。
最近になってネットで調べて知ったのですが、この再録は編集者の方が萩尾先生の古い作品が埋もれてしまうのが惜しいので、企画したのだと知ってびっくりしました。確かによく考えれば、当時再録してたのは萩尾先生くらいかな?って感じだったと思う。しかも、今のような地位を確立してたわけではない作家をですよ。当時萩尾先生は、トップのというイメージは無く、巻頭カラーをとったり、雑誌の表紙を飾ったりという人気作家ではなかったので、不思議だったので調べたのですが、ほんとうに理解のある編集さんだったのだなーと感動しました。
おっと、人気そんなにないと思ってたのは、どうも私がそう思い込んでいただけです。どつかれるわ。ポーの単行本はよく売れて、影響力ある注目の作家だったんですね。
さてさて再録作品ですが、先生の初期作品が、これが、またいい話。記憶違いでなければ…
「白い鳥になった少女」 …アンデルセンスキーナノデタマラン!
「塔のある家」 …コレスキスギル!!!詩ガスキ!
「ジェニファの恋のお相手は」 …オモシロイ!!イレカワリネタ、最古参?
「 小夜の縫うゆかた」 …ナニコレスゴイ!メイサクダヨ!!!
「もうひとつの恋」 …コレモタノシイ!!!
「 白き森白い少年の笛」 …コレモスキスギル。ナイタ。
「モードリン」 …ヨウガミタイダ!
他にもあったと思うのですが、私が読んだのがこの辺かな。メルヘンやファンタジー好きなので、たちどころに気に入って何度も読み返しました。どれも本当に名作!ド趣味!!でも地味に感じて読んでなかったのね私…反省。雑誌の漫画すべて読んでなかったのです。以来漫画は先入観捨ててすべて読む癖がついた(笑)
もしももしも願いが叶うなら、「小夜…」のアニメ観てみたい。。。とかずっと思っていた。
それから当時の作品がまた、素敵過ぎるラインナップ。
「キャベツ畑の遺産相続人」
「 オーマイ ケセィラ セラ」
「 ハワードさんの新聞広告」
「みんなでお茶を」
「ユニコーンの夢」
「ミーア」
!!!!!!!!溺 死!!!!!!!!!!
もう、何度読んだことでしょう。
屋根の上を飛び跳ねる魔女に憧れ、ふしぎな力を持つ少年や空飛ぶふつうのこどもに夢を見て、うたうたいは森へ♪潮の香りのする岩場を跳ねていくダーナ・ドンブンブン、ケセィラセラ♪と唄って、男の子みたいなキュートな女の子にメタメタなりたくって(ムリ)、ユニコーンの夢に涙+。(*′∇`)。+゚
今で言うとこの辺の作品、超やばかったなと思うこのごろです。
特にこの頃の絵が好きです。リアルタイムで好きになったせいかもしれませんが、この、ふわふわしててお話しのイメージにぴったりで、さらっと描かれてるペンタッチがカッコいい!
真似したいな〜とずっと思ってたけど、描けれん(><)
まだまだあげてない初期や当時の作品があるので、またいずれ紹介したいです。
★ 初期の短編はあちこちに収録されてます。とりあえずこちらを紹介☆
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